1993年から2008年までの15年間で書かれた213曲の歌詞の内、「世界の終わり」から「オリーブ」まで、自らがセレクトした121篇を収録。そのうちの約半数には、詞に寄せた書き下ろしコメントを併記。そこから漂ってくる時代や、サイドストーリー的な空気感は、唯一無二の存在感を放ちます。
スケッチブックから転写した手書きの歌詞や、詞を作る際に描かれたイラストや写真などのビジュアルも収録。また、歌詞を作る元として書かれた物語や、歌詞になっていない散文など、独特のチバ・ワールドをよりディープに突きつけ、全篇を通じ、チバユウスケの温度がぎっちりと詰まっています。
生み続けてきた詩の世界を、詩集という枠を飛び越えて自らの手で纏め上げた、気骨ある一冊、待望の復刊です。
永遠に続く誰も逃げられない
ビートの裏側あの娘抱きしめた
光り出した青は冬 暗闇に飲まれない
どこかに強い意志を持ってる発光
(発光 より )
チバユウスケ
1968年7月10日生まれ。1996年thee michelle gun elephantのボーカルとしてメジャーデビュー。
その後、ROSSO、Midnight Bankrobbersを経て、2005年にThe Birthdayを結成。
THE GOLDEN WET FINGERS や、ソロプロジェクトSNAKE ON THE BEACHとしても活動。
http://rockin-blues.com/chibayusuke/
書籍情報
タイトル:ビート
著者:チバユウスケ
デザイン:菅原義浩(ボリス・グラフィック・エンジニアリング)
定価 :本体1800円(税別)
ISBN978-4-908062-57-5 C0073
判型:B6判変型(182×126mm)
ソフトカバー/240ページ
テキスト:日本語
発行日:2024年1月
*本書は、2008年11月11日にフォイルより出版された改訂版です。