藤田はるか写真展｜いくつもの音のない川
2014年6月1日（日）— 6月15日（日）
10:00 – 22:00 年中無休
会場：恵文社一乗寺店（京都市左京区一乗寺払殿町10 電話：075-711-5919）
―― ここではないどこかへ。自身のルーツをたどる旅は、故郷へと還る。
ライフワークとして撮り続けてきた故郷・仙台と東北。そこを出発点に、古い家系をたどり最終地として訪れたロシア。ルーツを巡る旅の終わりにおこった震災。それをきっかけに東京に住む彼女は、改めて故郷に目を向けることになった。
忘れてはならない出来事を背景に、まぶしいほどの新緑と、美しい花々の強さは、何百年も昔から、その土地を築いてきた東北の人々の強さにも似てみえる。
そしてそれは、いま在る土地の記憶なのだと気づかされる。
2011年初冬のロシアと、2011年春から2012年の2年間に渡り撮影した東北の風景で構成される本作。代表作を含む6点で構成する、関西地域では初めての展示となる。
［藤田はるか］1972 年宮城県仙台市生まれ。1994 年より仙台の広告写真スタジオ勤務。1998年、渡英。現在、東京を拠点に雑誌、広告などで活動中。主な展示に、個展「いくつもの音のない川」（2013年／東京・AL）、東日本大震災のチャリティー・グループ展「sowing seeds」（2013年／ノルウェー、オスロ）、1998 年仙台私立現代美術館での個展など。
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［関連書籍］藤田はるか写真集『いくつもの音のない川』
定価：2800円(税別) A4判／64ページ／ソフトカバー
【展示期間中、恵文社一乗寺店にて作品の販売もいたします】
Haruka Fujita Photo Exhibition｜soundless river
Sunday, 1, June – Sunday, 15, June, 2014
10:00 – 22:00 / Open Every Day
at Keibunsha-Ichijoji, Kyoto (10 Ichijoji-haraitono-cho, Sakyo-ku, Kyoto, Japan Tel : 075-711-5919)
2 years sceneries of Tohoku taken through 2011 to 2012 – journey of Tokyo based photographer to trace back her origin and memories in her hometowns turned into a new starting point of another journey after the Earthquake.
［Haruka Fujita］
Born in Sendai Miyagi 1972
Worked at advertising photography studio in Sendai 1994-1997.
Stayed at London 1998-2001. Based in Tokyo since 2002.
– Exhibition
Solo Exhibition “soundless liver, “ (2013, Tokyo)/ Group Exhibition (2013, Oslo Norway)/ Solo Exhibition (1982, Sendai, Miyagi)
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［book］Haruka Fujita soundless river
Price：2800yen (tax excluded) 297 x 210 mm/ 64 pages/ Soft Cover
【During the time of the exhibition the original prints are for sale.】